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クリムゾンインタラクティブの運営する研究⽀援エナゴは、2024年2⽉8⽇よりサービスのラインアップに新しく⽣成AIとプロの校正者のチェックを組み合わせた新サービス「AIプラス英⽂校正」の提供を開始しました。
「AIプラス英⽂校正」はChatGPTなど⽣成AIの定着に伴い⽣まれた研究者のニーズに応えるサービスで、AIを使って校正した学術的な⽂書に、専⾨校正者の⼿によるさらなる校訂を加えるものです。エナゴのサービスラインアップに、1単語あたり2円から*2024年2月現在という従来の英⽂校正の相場を⼤幅に下回る低料⾦かつ、より短納期の選択肢が加わります。
AIプラス英⽂校正:
https://www.enago.jp/ai-english-editing
学術英語に特化した校正を⾏う独⾃開発のAIツールと、ご依頼の分野を専⾨とするプロの学術校正者の⻑所を組み合わせることで、これまでよりリーズナブルな料⾦体系で専⾨性の⾼い英⽂校正を提供します。
ご依頼者⾃⾝でChatGPTやGrammarly、DeepLなどのAIツールを使って校正や翻訳をされた英⽂を、「学術的に正しい表現の⽂章に修正したい」、「念のために⼈の⽬で最終チェックを依頼したい」などのご要望に最適なサービスです。納品スピードが1万単語の最短納期が1営業⽇と、既存サービスと⽐べても圧倒的に短納期な点も特徴です。AI⽣成⽂に頻繁に現われるとされる、いわゆる「ハルシネーション=もっともらしい嘘」も、プロの校正のチェックを経ることで、⾒落としを防ぎます。
サービス開始の背景サービス開始の背景
近年、⽇本の⼤学の研究⼒低下を憂慮する声が上がるようになってきました。研究⼒の指標のひとつに「トップ10%補正論⽂数」などの論⽂発表数が挙げられますが、⽇本は諸外国に差をつけられており、その要因の⼀つが⽇本の⼤学の研究環境や資⾦⼒・財政⾯の課題です。
研究資⾦が限られる環境下では、英語をネイティブとしない⽇本⼈研究者には、英語の学術ジャーナルへの投稿プロセスは費⽤・労⼒の両⾯で⼤変な負担になります。
その⼀⽅、2022年9⽉からの⼀年間にChatGPTへの合計訪問数が146億になる※1など⽣成AIツールの利⽤者数が全世界で爆発的に増加する中で、研究者たちもこうしたツールを上⼿く活⽤することで負担を軽減するようになってきました。実際、⾃⾝の英語論⽂をAIツールで校正するというプロセスを多くの研究者たちが取り⼊れています。(※1 参照元:https://writerbuddy.ai/blog/ai-industry-analysis)
しかしエナゴが実施した研究者たちへのグローバル調査によると、AIツールの学術論⽂への活⽤については、67%の回答者が⽣成⽂の偏りや不正確さを懸念しています。(参照元:Enago Global AI Survey https://www.enago.com/academy/enago-global-survey-report-impact-artificial-intelligence-future-academic-publishing/ )
エナゴではこうした現状を踏まえ、⼀般的なAIツールを駆使して論⽂を執筆する研究者の皆様や、低料⾦での専⾨的なサービスを求めるニーズに応え、学術に特化したAIツールと専⾨校正者による、スピーディーでリーズナブルなサービスを提供することを決定しました。
AIプラス英⽂校正の特徴AIプラス英⽂校正の特徴
AI プラス英⽂校正のコンセプトは、よりリーズナブルな価格で、より速い英⽂校正サービスのご提供です。
校正のレベル・深度に合わせて、2つのサービスプランから選べます。
■AIプラス英⽂校正 ライト
エナゴが学術英語に特化して独⾃開発したAIで、論⽂の英語をチェック。その後、学術英語の専⾨家である英語ネイティブが、AIの誤解釈による不必要な校正が⾏われていないかを検証し、必要に応じて修正します。⽂章の改善のためのコメントも提供します。
■AIプラス英⽂校正 エキスパート
エナゴ独⾃のAIツールによる校正後、ご依頼の論⽂と専⾨分野の合致する英語ネイティブの校正者がさらに踏み込んだレビューを実施し、科学的正確性を確保し、より読みやすい英語論⽂へとブラッシュアップします。AIの誤解釈をチェックし、さらなる改善のためのコメントを提供します。
サービス詳細ページはこちら
https://www.enago.jp/ai-english-editing